岩茶(がんちゃ)とは、世界文化遺産中国福建省の武夷山(ぶいさん)で生育し、ウーロン茶(青茶)として製茶されているお茶。岩の礫質から吸収される各種ミネラルが、個性豊かな香りと味わいをつくります。この単調ではない有機的な味、香りを岩韻(がんいん)といいます。岩茶は唐、宋代より皇帝のお茶として珍重され、現在でも一部の人の手にしかわたらない極めて生産量の少ない貴重なお茶です。岩茶房の岩茶は名人茶師・劉宝順(りゅうほうじゅん)氏が岩茶房のために製茶する、正真正銘の「正岩茶」です。
正岩茶以外に、州茶、半岩茶などがあります。